歌いたい曲を見つけて、さあ歌おう、としてもキーが合わないと歌えません。
カラオケでも、キーを上げたり下げたりして、歌いやすいキーを探しますよね。
ジャズを始めた時、キーというものがよく分からなかったのですが、iReal Pro というアプリを使って、歌いやすいキーを探す事ができました。
その次にやることは自分のキーの譜面を用意することです。
自分の譜面を持っていないと、セッションに行った時、ミュージシャンの方に演奏していただけません。
ジャズスタンダードバイブル、というスタンダード曲の譜面集があって、ジャズを演奏される方は大概持っているのですが、その本に書かれたキーは、私が歌いたいキーとは違っている事がほとんどなのです。
ジャズボーカル教室に通っていた頃は、先生がパソコンで移調した譜面をすぐにプリントしてくださり助かりました。
手書きで書くこともありますが、この作業にはかなり時間がかかります。パソコンの楽譜作成ソフトを使っても書けます。
一から自分で書く方法は音楽の勉強になりとてもいいとは思うのですが、なかなか大変です。
そこで今、便利に利用しているのが、女性ジャズボーカリストのためのスタンダードソングブック(女性が歌いやすいキーで書かれている)や、ソングブック(いろんなキーでジャズの譜面が見れる)というアプリです。
以前は、iReal Pro でいろいろキーを変えて歌って見て、歌いやすいキーを探していたのですが、
今はレパートリーが増え、自分のキーの譜面がたくさん手元にあるので、曲に使われている音符を見ると、自分が歌える曲かどうか分かるようになりました。
「最低レの音から、1オクターブを超えたラの音までで構成されている曲は、私の歌いやすい曲」という感じです。
あと、好きなシンガーさんで自分のキーと同じ人を見つけるのも一つの方法です。