私は数年前、ジャズという音楽のジャンルの中に、ボサノバが含まれると思ってました。
でも、ジャズとボサノバは別のジャンルだったんです。
ざっくり分けると
ジャズはアメリカ生まれ。管楽器が中心。
ボサノバはブラジル生まれ。ギターと歌が基本。
歌はポルトガル語。
リズムのとり方は、
ジャスは、チーチキチーチキといった4ビートのスイング。
ボサノバは、サンバのリズムでテンポを落とした2ビート。
違いはもっといろいろありますが…。
【ジャズの中のボサノバ】は、
歌がなくてインストゥルメンタルになっていたりします。
歌ありの場合も、英語に翻訳されたものが多いです。
原曲をアレンジしてフェイクした歌い方をする人も多く、これはこれでかっこいい!
ブラジルからアメリカに渡って発展したボサノバという感じ。
【ブラジルで生まれた元祖ボサノバ】は、
ギターと歌がまったりと調和した、まさに癒しの音楽。
歌はフェイクせず原曲を素直に歌う人が多い。
ポルトガル語特有の鼻に抜けて響く鼻母音が心地いい。
カッコよさよりも優しさを感じる。(私は)
数々の音源を聴き込む中で、私はある時これらの違いに気付いたのです。
そして、本場ブラジルの元祖ボサノバをもっと知りたいと思うようになりました。
※本ブログの解釈は、もしかしたら間違っているかもしれません。
ご興味のある方は、ご自身でお調べくださいね。