私はポルトガル語を語学として習ったことはありません。
だから、ボサノバをポルトガル語で歌うことはできないと思っていました。
英語で歌っていく中で、
やっぱりブラジル音楽をポルトガル語で歌いたい
と思うようになりました。
最初は、歌詞にカタカナを振っている資料を探し、カタカナを読んで、意味は分からないまま歌っていました。
でも、
歌の歌詞にはそこに込められた作詞者の思いがあって、それを伝えるためにメロディがある。
ちゃんと物語を伝えるように歌わないと意味がないのでは。
と思うようになりました。
それからです。
いろいろ取り組み始めたのは。
○翻訳ソフトを使って単語の意味を調べる。
○曲についての説明、翻訳を書いたサイトを探す。
○ブラジルポルトガル語専門の日本人の先生にオンラインレッスンを受ける。
○発音はブラジル人の先生のオンラインレッスンを受ける。もちろん日本語のわかる先生です。
ブラジル人の先生には、カタカナでは分からない発音の細かい点をたくさん教えていただきました。
今まで、適当に歌っていたカタカナポルトガル語が恥ずかしくなりました。
意味が分かれば歌の世界が広がりました。
そして、歌詞が解読できたら、1枚の歌詞カードに単語の意味、翻訳、発音の注意などを書き込みます。

これを見てひたすら練習です。
ボサノバの歌詞解読のレッスンは、継続して受けていなくて、歌いたい曲があって解釈が難しい時に、単発で受講しています。
今はどこに住んでいてもオンラインで日本中、世界中の先生に習える便利な時代です。
1曲覚えるのも大変ですが、まだまだ歌い曲がたくさん。
レパートリーを増やしていきたいです。