私は、中学生の時から洋楽を聞き始め、今も大好きです。
ジャズを勉強するまでは、洋楽が好きな理由は
- 洋楽独特のノリ
- 英語だからこそはまるメロディ
- 歌詞の意味が分からないからBGMとして聴きやすい
などで、何となく好きでした。
歌の勉強を始めてから分かったことですが、
人の心を揺さぶる歌というのは
シンガーが歌詞の意味を理解して、その想いをメロディに乗せて伝えている!
そういう歌だと思います。
皆さんは、洋楽の歌を聴いて、意味は分からないのに感動したり、鳥肌が立ったりしたことありませんか。
それはなぜなのか。
歌の中に心感情を込めている歌だからこそ、なんだかわからないのに聴き手が感動する、という現象が起きているのですね。
私が10代の頃大好きだった曲を紹介します。

Heart の These Dreams
YouTubeのリンクはこちら⬇️
https://youtu.be/41P8UxneDJE
私は、次に歌いたい課題曲を決めるとき、
「この曲好きだな。聴いてて気持ちいいな。歌ってみたいな。」
という曲を選びます。
そして歌詞の意味を調べまくります。(そんなに英語は得意じゃありません。)
単語の意味、内容の解釈、歌ができた背景などを調べます。
ジャズスタンダードの曲って、シンガーによって歌詞が一部違っていたり、いろいろな解釈があったりしておもしろいのです。
ジャズは特に恋の歌が多いのですが、例えば

あなたと別れるぐらいなら唇も腕もいらないわ!持って行ってよ!とまあ過激な
All of me
最初から最後まで「好き好き~!」をキャピキャピした言葉で表現している
If I were A Bell
好きすぎて、どこまでもつきまとうわよ!とストーカーみたいな
You’re gonna see a lot of me
いっぱいつきあってきたけどあなたが一番!とたくさんの人をドレミの音に例えた
One note samba
というふうに、挙げればきりがないのですが、なかなか興味深い歌詞になっているのです。
そんなわけで、日本人にはない発想を味わえるのも洋楽の魅力かな、と思います。