私は歌うことが大好きですが、
「声量がない=歌にメリハリが付けられない」
のが悩みでした。
声量を手に入れるために、
ホールいっぱいに声を響かせることのできるオペラの先生に習ったこともあるし、
ジャズの先生に声を大きくするボイストレーニングを教わったこともあります。
でも、大きな声を出せるようにするのはなかなか難しいのです。
ある時、小野リサさんのインタビュー記事を読みました。
リサさんも若い頃、声量がないことが悩みだったとのこと。
そして悩んだ結果、あの優しく歌う弾き語りスタイルでいくことを決めたそうなのです。
私が今まで習った歌の先生の中にも、「マイクがあるんだし、そんなに大きい声出なくていいじゃない」と言ってくれた先生がいたことを思い出しました。
今まで、ジャズセッションに参加して歌うと、楽器陣の音量に負けて、自分のかぼそい声がかき消されるように感じたり、パワフルなシンガーさんの歌を聴いて、できないなと落ち込んだりしていましたが、
私は私らしく、小野リサさんのような、人の心を癒す歌声を目標にがんばっていきたいと思い、日々練習に励んでいます。